どこの世界においても、市井の70歳以上の人達の人生をヒアリングすることで学ぶことが多いんじゃないかといつも思って来た。(アブダビでは、パパの生徒さん達の祖父母へのインタビューから、砂漠を旅する遊牧生活の厳しさと素晴らしさについて学んだ。)
「終活」という言葉があるらしい。
人生の終わりが近づくことを意識する時、資産の継承だけでなく、経験や知恵を引き継がせてほしい。
昔ダイビングで何度も行った楽園のような慶良間諸島。平和祈念館で観たあのビデオの一部は慶良間だったって、知らなかった。(広島より強く直接的に訴える展示内容だと感じる。)おじいさんの優しい語り口調から痛い程伝わって来る悲しみと傷の深さ。
全ての「終活」世代の人達が、くららさんのおじいさんのように自分の言葉で次の世代の人のココロを揺さぶって欲しい。平和に向かうように。