Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

挨拶声掛けの効能。ありがたや

二年前の今日より

夢に向かっての修行は、ホントに理不尽さとのバトル修行だった。

ブラックなのはきつきつとした奇人さんの理不尽さだけど、それをのびのびとした変人さんが帳消しにしてくれたりする。

挨拶声掛けの効能です。

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すっかり気分がブラックになったバイトの帰り。

ビルから出たら、見覚えのある杖を突いたお婆さん。お店の常連さん。でも何やら以前より歩き方が頼りなくて危なっかしい。こんばんは~。って声を掛けたら、「あんた、見た事あるけど、誰やったかな?」あ、髪の毛下してるし服装が違いますもんね。って店名を言ったら、「あ~!解らへんかったわ。」どこまで歩かれますか?って聞いたら、巽まで乗り継いで家に帰るって。え~、タイヘンですね。って言った時には腕を掴まれて、一緒に歩きだして、気が付けば手を繋いでて、自分で捕まっておきながら「あんた、お節介やな。なに年産まれ?」丑年です~。って言うと、「丑年はお節介が多いねん。」その上おうし座です~。って言うと「救いようのないお節介やな。」イキナリ見破られた!

なんじゃ、このお婆さん、どえらく足が悪い上に極端に口が悪いわ~。って思いながら一歩一歩一緒に歩いてたら、どうしてこうなったかのストーリーが始まって、「こんなにしゃべらされて、おカネもらわなアカンわ。」誰も聞いてヘンのに~。ってここら辺からスイッチ入って笑いが止まらなくなっちゃった。🤣

おもしろいですね~。って言ったら、「うるさい!こっちは一生懸命歩いてんねん。余計な事言わんでええ。私と話す時は要点だけしゃべれ。いや、しゃべらんほうがええんや。黙っとけ。」わっはっは。そんな指図されて言う事聞く謂れはないですわ~。って言ったら、「私との付き合い方を教えてやってるんや。次はいつ店にいるんや?」水曜日ですよ~。「ほな、水曜日行くわ。憶えとけ。」

地下鉄の駅の改札まで送って、ちゃんとエスカレーターに乗れるか見届けようと後姿を見てたら、気配を感じたのか振り返って杖であっち行けしたお得意さん婆ちゃん。

いやはや。世の中にはいろんな人がいる。なんだかブラックなバイトモードが吹っ飛んじゃったので、婆ちゃんに感謝。😅