Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

手段が目的にすり替わる最悪の例

非正規労働者の割合は法規制で強制力を持たせない限り増える一方。そうでなくても消費世代人口が減少してるのにみんなお財布が寂しくなって、国内市場は縮小が止まらない。
 
だからTPPだFTAだで海外市場をアテにする。ODAだ途上国支援だと言いながら、市場拡大を狙う。(同時に安い現地労働力と資源を調達する。)足元を崩しながら別天地を求める日本の企業。
 
真面目に働けば自立して衣食住足りた生活ができる労働環境があり、教育に投資して産業を産み出し、全ての人が安心して生活できるための当たり前の税金の使い方をしていれば、安定した幸せな生活活動の延長上に大きな国内市場が確保できるし、少子化にも歯止めがかかる。不安定で為替にも世界情勢にも左右される海外に頼る必要はない。
 
企業がモラルを無くしたから現状がある。モラルを無くした企業の資金が政治家を操り有利な政策と法整備を整え、メディアを通じた情報に影響力を行使して民意を操り、民主主義を機能不全にしている。民主主義を運営するツールだった資本主義が目的になっている。手段が目的にすり替わる最悪の例。

アメリカの平均年間収入はワシントンD.C.で890万円。メリーランド880万円。最も貧しいミシシッピ―州で470万円。日本は国の平均が430万円。日本の企業は搾取の落としどころを間違ってる。
 
手段が目的にすり替わり、資本の終わりなき最大化自体が目的の新自由主義に染まった日本。後戻り、できる?