Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

病院や介護の関係の方達へ

病院や介護の関係の方達へ
 
改めて確認させて頂きます。患者さんや利用者さんは、子供や犬じゃないです。上でもなければ、下でもないです。(アタリマエだと思われる方には失礼します。)
 
あなた達の仕事は、患者さんや利用者さんの不便だったり困った部分を助けて、人としての尊厳を保った生活をサポートし、エンパワメントすることです。マウンティングして自分達をエンパワメントするためではありません。あなたたちの対応が原因で、尊厳や自己肯定感をわずかにでも低下させることは、あなたが仕事の意味が解っていない、本当の意味で仕事ができない人だということです。
 
しかしこれは、あなたたちの責任ばかりではありません。トップにその意識がないから、現場のあなたたちがそうなっているんだと思います。また、現場が過酷で余裕がないことも原因だという声も聞こえてきそうですが、待遇で影響を受ける以前の人としての最低限の思いやりと礼節の問題です。
 
老いて亡くなっていった身内や縁者の経験を見ても、一様に尊厳を侵害した対応やケア内容に傷つき大きな不服を感じ、家族のために全てを諦める過程を経ての死でした。私は日本で老いることを恐ろしく感じています。
 
まず、言葉遣いから正してください。3才児やペットを扱うような言葉と態度ではなく、尊厳ある人間として対峙してください。次に、ご自身が逆の立場だったらどう感じるか。まず共感性を持って考えてみることを始めて下さい。
 
現場の理解ある方は声を上げて下さい。
心底からのお願いです。