Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

「島唄」にはまだ知らないことがあった。

朝から沁みるンタビューを見た。
BOOMの宮沢さんの「島唄」に関連するエピソード。

裏歌詞は知っていたケド、まだ知らないことがあった。

 

全体的にレとラを使わない沖縄音階で曲を作った。だけど、「ウージの森であなたと出会い、ウージの下で永遠にさよなら」という部分は、沖縄の人が死なないといけなかった責任は日本本土にあるから、沖縄音調にはしなかったって。沖縄っぽいメロディとそうでないところがあるなぁって思ってたのは、宮沢さんの想いがメロディで表現されていたからなんだって今になって解って、泣けた。

 

島唄が流行した影響で三線の売り上げが伸び、本体の材料の木材(黒檀?)が枯渇して、海外からの輸入に頼りだしたと聞いて責任を感じた宮沢さんは、成長に100年かかる材料の木を3000本以上植樹してきたって。沁みた。

 

この歌を歌わなくてもいい日が来るのが理想だって、宮沢さんは繰り返していらっしゃった。

 

再放送があるみたい。途中からだったから、最初から視聴したい。

https://tver.jp/episode/75465597?fbclid=IwAR16SjeFF_qDHsfMJevn0I6tKwZurtDaD59dCo_ckK8w82-13WId8vInZDY



でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た
(1945年春、でいごの花が咲く頃、米軍の沖縄攻撃が開始された。)

でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
(でいごの花が咲き誇る初夏になっても、米軍の沖縄攻撃は続いている。)

繰り返す 哀しみは 島わたる 波のよう
(多数の民間人が繰り返し犠牲となり、人々の哀しみは、島中に波のように広がった。)

ウージの森で あなたと出会い
(サトウキビ畑で、愛するあなたと出会った。)

ウージの下で 千代にさよなら
(サトウキビ畑の下の洞窟で、愛するあなたと永遠の別れとなった。)

島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ
島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界 "ニライカナイ" に戻って行きなさい。)

島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしの涙
島唄よ、風に乗せて、沖縄の悲しみを本土に届けてほしい。)

でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ
(でいごの花が散る頃、沖縄戦での大規模な戦闘は終わり、平穏が訪れた。)

ささやかな幸せは うたかたぬ波の花
(平和な時代のささやかな幸せは、波間の泡の様に、はかなく消えてしまった。)

ウージの森で 歌った友よ
(サトウキビ畑で、一緒に歌を歌った友よ。)

ウージの下で 八千代に別れ
(サトウキビ畑の下の洞窟で、永遠の別れとなった。)

島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界 "ニライカナイ" に戻って行きなさい。)

島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
島唄よ、風に乗せて、彼方の神界にいる友と愛する人に私の愛を届けてほしい。)

海よ 宇宙よ 神よ 命よ
(海よ 宇宙よ 神よ 命よ 万物に乞い願う。)

このまま永遠に夕凪を
(このまま永遠に穏やかな平和が続いてほしい。)

島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
島唄は、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界 "ニライカナイ" に戻って行きなさい。)

島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の涙(なだば)
島唄は、風に乗せて、沖縄の悲しみを本土に届けてほしい。)

島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
島唄は、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界 "ニライカナイ" に戻って行きなさい。)

島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の愛を
島唄は、風に乗せて、彼方の神界にいる友と愛する人に私の愛を届けてほしい。)


https://www.youtube.com/watch?time_continue=292&v=DKB41krUnVU&feature=emb_logo&fbclid=IwAR0zxwI3tAd_Iq98M637OHPMQXrTadjb6lETOMWda0A66cX_zE_OtjnPWas