Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

2013年11月11日日記 デヴィッドが逝った

夫君の旧友アラスカ在住だったデイビッドが亡くなった。
シープマウンテンの麓の家に行ったのは3年前だった。
デイビッドはベトナム戦争時、徴兵を逃れようとカナダに脱出する人達を助け続けて投獄された。ゲイの彼が言うに「政府が私にくれた最高のプレゼントだったのよ。」獄中で沢山いい思いをしたと、笑わせてもらった。
ゲイであることが家族や封建的で宗教的に同性愛に対して寛容ではないアラバマの田舎で受け入れられず、アラスカに居場所を見つけた彼。アラスカに住む人たちの特性から納得する。
「お葬式は?」と共通の友人に聞くと「来年の夏、彼が残した山小屋でお祝いのパーティーする。おいで。」亡くなった事を悲しむんじゃなくて、彼の命を祝うって、アラスカの奴ららしすぎて、涙ちょちょぎれた。アラスカの、あの飾り気の全くない、素肌をむき出しで生きているような人達に、また会いに行きたい。
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