Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

駆け込みシェルター

関わった範囲だけで、アジアの国2カ国のメイドさん駆け込みシェルターがあった。帰国を待つ間に、帰国後に当座の収入を得る方法を身に付けられないかと、いろいろプロジェクト。国としては恥なので、語ってはいけない存在。国外に出たから言えること。
有利な仕事があるとそそのかし高額な紹介料を取って、悪条件で労働環境管理や給与支払い確認ができない家庭内労働を自国民に斡旋するエージェント。薬剤師さんを騙して高い紹介料を取りながらメイドさんにした悪徳エージェントに、どうして自分の国の人にそんなことができるのかって詰め寄ったら、「私も昔何度も騙されて騙される側から脱出したかったから。」って悪気も無く答える英語ができる出稼ぎ大国の女性エージェントの弁。怒りで言葉を失った。やっと出た言葉は、あなたは地獄に落ちますね。(それもカソリックだと週末に懺悔すれば許されるのか。)
香港やカナダへの出稼ぎは待遇がいい代わりに紹介料が高い。親戚縁者から借金したり、エージェントに借りを作って後々まで搾取され続けたり。条件が悪い分紹介料が安い湾岸諸国に来る人達でも、資金繰りは同じ状態。住み込み勤務2年間休みなしで月給3万円弱。パスポートは雇用主が保管するし全く自由がないからおカネを使う機会もなくて食費もいらないから、そのまま故郷に送金。誰もチェックできないから、給与不払いのまま家庭内奴隷になっている人達もいる。

豊かな国の暗い面。静かに進行中。