欧米の人と話をするとき、政治と宗教の話をしてはイケないというのは定説。最近になって本当に理由が解った。利己主義だからだ。
信仰も、高いモラルを学んで自己の精神性を高めより良い社会に貢献することよりも、またその努力自体も、死後に天国に行く権利を得ることが目的である利己的な人が本当に多くて驚くし悲しい。
利己主義の人とは利害が対立するわけだから、当たり前に政治の話も宗教の話もしてはいけないし、全く不毛。だけど、どうしたら社会が良くなるか、より多くの人が幸せになるかを考える人とは、当たり前に必要なトピックスとして話ができる。だけど、自分、自分の属性(グループ・団体・組織)利益を最優先する人は、その利益と利益に繋がる行動を否定したり疑問視されることに防衛反応を起こす。
政治と宗教の話をしてはいけない社会や人間関係ばかりの人は、利己的な人達に囲まれた寂しい人かもしれない。