Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

2019年9月6日  日記 アブアリが亡くなった

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リアルタイムではいろいろありすぎて書けなかった。
私がアブダビのビッグママんちに着いたのが8月26日のお昼前。27日の午前2時半に、ビッグママのご夫君アブアリが亡くなった。到着して入院中だと聞いて家族と一緒にお見舞いに行こうって言ってた次の朝。ご遺体は27日の午後には埋葬された。
 
28日、家の敷地内に2つのテントの大部屋が設けられた。一つは男性用マジュリス(応接室)として。もう一つは女性用。カーペットが敷かれ、サウジやカタールやご近所からぞくぞくとばらばらに訪れる弔問客を迎え入れる。挨拶が交わされ食事が供される。来客を交えた儀式はない。
 
三日間で30頭あまりの羊が料理が供された。朝は門の前にインド人の行列。来訪者に料理を出すのが大変な時なので、ご近所の人たちが家族や宿泊客用に差し入れをするのが習わしで、インド人ドライバーさん達が配達してくる。
3日間の弔い期間。たくさんの人の出入り。家族は学校も仕事も1週間忌引き。寡婦であるビッグママは4か月と10日間、家から出ない。
 
ビッグママは泣かなかった。子供たちも陰で泣いてビッグママの前で泣いていなかった。滞在最後の日、早起き同士ビッグママとチャイを飲みながらババが入院して3日で逝ったこと。糖尿病の長い闘病はあっても、直前まで電話で話していたことを聞いた。初めてビッグママが嗚咽して涙が流れた。「13歳から40年以上、毎日一緒に居た人がいなくなった。」抱き合って泣いた。本当の弔いが始まったと思った。
 
前回は3月の四男の結婚式で来て、お嫁さんのお腹には新しい命が宿ってる。今回はババが楽園に召された。みんながコーラン引用で言うように、永遠に生きる人はいない。命は引き継がれていく。

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