Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

2015年9月5日  日記@アブダビ アテ・ジョシ

 
昨日ビッグママんちで一番うれしくて思い出し笑いが止まらないことがあった。

20年以上ビッグママんちでメイドさんをしているフィリピン人のアテ・ジョシ。もう66歳。敬虔なクリスチャンで語彙の豊富な英語を話す。私が事故った時には、毎日マッサージに来てくれた。本当に優し過ぎる人。

独身の彼女は、3万円程の月給をほとんど妹家族に仕送りして来た。お蔭で姪っ子は大学を出て建築関係のエンジニアになり、ドバイで就職。最近、時々ジョシを訪ねてくるようになったって。UAE人家庭で働くメイドさんには365日お休みはない。二年に一度、二か月間故郷に帰るのが唯一のお休み。雇い主の荷物持ちとして付き添うとき以外は街にも出ない。

でも、昨日は姪っ子がアブダビの友達に会いに行くのに、ジョシも連れて行きたいと許可をもらったって。ビッグママからOKが出たって。それでなんだか今日はかわいい花柄のロングスカートにレースのついた白いブラウス着てたんだ!って思わず大笑い。じゃ、私これからシティに帰るから送って行けるよ。って言ったら大喜び。三人でわいわいおしゃべりしながら半時間のドライブを楽しんだ。待ち合わせ先のモールの前で降ろしたら、ジョシと姪っ子が手を繋ぎ合ってにこにこ楽しそうにドアをくぐって行った。

ビッグママの家族もいろんな苦境をくぐって、そのとばっちりもしっかり受けてきたけれど、いろんな面でちょっとずつ変化が起こっているのが解って本当にうれしい。花柄スカートの66歳のアテ・ジョシにハグ。