Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

2014年10月17日@ドバイ インド人のタクシー運転手さん

 
建物がほとんどなかった時に、アラブ人家庭の庭に水やりをする担当としてインドからやってきた。ドバイの変遷を見ながら、切り詰めて仕送りをして、息子3人の家族とお父さんとお母さんを支えて来た。息子たちには「お父さん頑張るから、しっかり勉強しなさい。」と言い続けたって。昨年から一番上の息子が薬剤師になってドバイで就職した。「お給料がいいから、お父さんはもう故郷に帰ってゆっくりして。」って言ってくれるんだって。

「今の契約期間が切れたら帰ろうと思う。僕は54歳の年寄りになった。ワイフは40歳。若くて元気な時にもっと一緒に居たかった。ワイフも一緒にいれなくていい人生ではないといつも不服を言っている。」「でも1年に1か月とか2か月帰れるでしょ?日本のビジネスマンは忙しくて、同じ家に住んでても合計しても2カ月も一緒にいないですよ。それに一生懸命働いて仕送りしたら感謝されて、会えないから寂しがれて、帰った時には沢山ラブもらえるでしょ。ずっと一緒にいたらありがたさが解らなくなるんですよ。」「本当だ。そうかもしれない。ワイフに今日早速伝えるよ。何だか心が落ち着いた。ありがとう。」

日本ブランドが大好きで、メイドインジャパンを買うと満足感が大きいと言ってくれる運転手さん。こちらこそ、ありがとう。