Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

マイクロマネージメントと大らかマネージメント

カリフォルニアんな公共交通機関

長距離アムトラックは改札なしに勝手に乗り込む。オンラインで買ったチケットを車掌さんにスキャンされたり、車中で運賃をカードやアプリで払うんだけど、往路では乗車券チェックが無かった。(帰りは渋い鉄道員って感じの高齢車掌さんが回ってきた。)

路上電車のトロリーも改札機能なし。自主的に路上停留所の券売機で一律の2ドル50セントの券を購入してホップオンするけど、誰もチェックしない。無賃乗車がバレたら訴えられますよ。って警告サインが貼ってあるだけ。

バスも一律2ドル50セント。デフォルトはアプリで乗るときに支払うんだけど、お上りさんのおばさんは現金のみ。だけどお釣りは出ない。3ドル入れたらそれっきり。小銭が無かったら運転手さんが、「いらないいらない。」ってタダや2ドルだけで乗れたりもする。(娘は大学から学生パスが支給されていて、全く無料でどこまででもいくらでも乗り放題。)

徹底的に利益を追求するはずの新自由主義であっても、何とも言えずに大らかなのです。現場の人が公共サービスという意識だからなのかな?

不正乗車を細かく徹底排除しようとすると、設備投資も人手も時間も余分に掛かって、結局収益を圧迫するかも。大らかに運用する方が案外儲かっているのかもしれないな。だとすると、外国人労働者が呆れる日本的なマイクロマネージメントの非生産性が証明されるようで、面白い