Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

#パワハラ を無くさないといけない理由

どうしてパワハラを無くしていかないといけないか。パワハラは労働問題であり、労働問題は社会問題の根源だから。
 
パワハラ環境下でサバイバルする強い耐性を持った人は、将来パワハラを再生産する側になる可能性がある。(実際によく聞く言葉は「私がバイトしてたところはもっと酷かったですよ。」系。)
 
パワハラ環境下でココロを閉ざして徹底従属することを選んで働き続けた人は、自分の意志で仕事をしない指示待ち族になり、組織や同じ職場で働く人に対しても繋がりを最低限にする傾向がある。(今の新卒入社社員の傾向は、ブラックなバイト経験の集積なのかも。)
 
パワハラ環境に耐えられず辞める人には、それまでのハラスメントで精神的ダメージを受け、鬱になったり就労しないことや就労せずに引きこもることを選ぶ人達が居る。まともな感受性がある人ほど、人生を狂わされることになる。

まともな労働環境が不足すると、需要と供給の関係で供給が十分でない状態が続くと諦めて需要自体が無くなるのに似た状態も生まれると思う。パワハラ下で働くことを諦めて引きこもる。
 
何といっても。パワハラで硬直した職場の生産性が高いワケがない。チームワークは生まれず、改善アイデアが伝達されることもなく、日々「回す」ダケ。
 
労働力が足りないだけでなく、まともなマネージメントの無さが人手不足を悪化させているのが、自分の今までのバイト体験から痛感された。この状態で日本人がダメなら外国人でカバーと動いているけど。日本人をまともに使えないマネージメントが、欧米と違って上から目線を持ちがちなアジアの労働者に対して最低限のレスペクトさえ保てるとは思えない。そうなると長年培ってきた日本への信頼が、草の根から腐っていく。外国人労働者なら、為替上位の日本の賃金は故郷では大金なので耐える価値があっても、日本への信頼や愛着が生まれない中での損得計算だけになってしまう。やがて優秀な外国人労働者は、日本で働くことを選択しなくなる。
 
労働問題であるパワハラは社会問題であり、やがて外交問題にもなりうる。放っておいてパワハラの再生産を続けてる場合じゃない。