Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

寛容のパラドックス

 
人が幸福を感じるには、自分に対しても他人に対しても寛容さが必要である。
寛容な社会を実現するには、非寛容さに対して非寛容である必要がある。(寛容のパラドックス
いろいろな個性を寛容さを持って社会が包括していく過程で、他に対する寛容さを欠き、他を否定し、攻撃性を持ち、他の尊厳や安全を侵害する個性にどう対峙すべきかという課題が立ちはだかる。
寛容のパラドックスに準じると、そのような個性に対しては非寛容である必要がある。だけど、その個性が本人が選ばざるして得た脳の機能であり、変えることができないものであれば、本人もその機能の被害者であるとも考えられる。
人は他の安全、尊厳、財産、権利を侵害しない範囲で自由に個性を表現できるべきだけど。法を犯してしまえば法が裁く。法の範疇ではないモラルのレベルで、本人が選ばずして他を攻撃してしまう個性をどうインクルーシブにしていけるのか、いくべきなのか。
永遠の課題。