Tama語録

ふつうのおばさんのTamaさんです。考えてる事や感じる事をゆるゆるに、でもココロ込めて書き留めていきますね。長く緩くて寛容な国に住んでいたので、ちょっとユルいです。(事情あり、アイコンは10年程前の写真です。)

無縁社会から御縁社会へ

無縁社会から御縁社会へ。
日本の経済アナリストが「円安にはなったが輸出は伸びていない。韓国の製品との品質差がゼロになったからだ。」って欧米系TVで言った。「日本の不景気は深まるばかりで回復の兆しがい。」って報道の後。悲しいけどこちらに居ても実感してる。
人が生きていくのに、そして人の集合体としての社会が平和に安定する為に、二つの基盤が必要だと思う。
一つは最低限衣食住が満たされ、自分の価値観に基づいた幸せを追求できるだけの経済的基盤。もう一つはココロ淋しくない精神的社会的環境基盤。前者は情勢に左右される。後者は能動的に造っていける。
社会情勢が厳しい時こそ、公私共にココロの繋がりが必要だと思う。何でも「ビジネス」と割り切るアメリカ式は日本人には向かない。仕事に対して給料以外にやりがいや人の役に立つことを大切に思ったり、言われなくても向上しようとする傾向がある日本人。そのココロ無くしたら日本は本当に廃れる。それがまた繋り合えれば復活できる。
無縁社会から御縁社会へ。
自分の周りからまずご縁を繋げていけたら。アブダビで実践しているのは「挨拶」と「おせっかい」。世界一素晴らしい挨拶「アッサラームアレイコム。」あなたが平穏でありますように、これを目が合った人と交わす。そして誰かの為に「出来る時に、出来る事を、できるだけする。」ってココロに決めていて、実行に移す。ちょっとオモシロイ日本人のオバさんって思われてるかもしれない。でも自分の価値観とモラルに反した言動以外、恥ずかしい事は何にもない。
「人生はBからDでできてる。」ってキャッチがあった。
Born(産まれ)てDeath(死ぬ)。でもその間はChoice(選択)の積重ねだって。無縁社会を生きるのも、御縁の中で生きるのも、個人の選択だと思う。でも、まず繋がり合ってみてから収取選択したらいいのだと思う。
みんなが挨拶をしあって、誰かの為に「出来る時に、出来る事を、できるだけする。」ってココロに決めるだけで、きっと日本があったかくなる。コミュニティが復活する。信頼で繋がるビジネスだって増える。
"Think globally, act locally."
思考はグローバルに。身の回りから行動を起こす。
皆さん、時々おかしなオバさんだけど。コレが定点なTamaさんです。これからもよろしくね。