アラスカは夏に行ってください。m(__)m
アラスカの冬は寒いし夜が20時間に及ぶし。逆に夏はパラダイス。夜が4時間だけだし、快適な気温だし、長い冬を経たあらゆる命がものすごい勢いで芽吹いていて、自然から放たれるエネルギーで身体が浄化されるよう。
デナリのふもとの国立公園で植村直己さんに手を合わせてから川辺を歩くと、川沿いは際限なくどこまでもどこまでもブルーベリーブッシュで覆われてる。背の高い小粒種と背の低い大粒種。川が続く限りどこまでも。グリズリーと共に食べ放題。口の中ではじけるアラスカの夏。食べたことのないレベルのおいしさ。
アラスカの人は剝き出しのストレートさで日本的な社交辞令は恥ずかしいくらい場違いに感じさせてくれる。生身の自分が試される。捻じれて汚れた自分がリセットされた気分になった。
アラスカはどうか夏に行ってください。夏と冬と両方行ったけど。命が奪われ巣ごもりする冬ではなく、命がすごいエネルギーで吹き出し人が街に出ている季節。剥き出しの人の強さと溢れる自然の力の中で、本当の自分に戻れるあの感覚を味わってみて欲しい。