私がアブダビで学んだことは、いろんな国からのいろんな文化背景と生活環境の人たちが共存する中で、常に寛容さを持って受容することで相手の尊厳も自分の尊厳も護られていること。低賃金労働者であっても幸福感が高いこと。
日本に帰ってきてリバースカルチャーショックの中で一番気になったのが、自己肯定感の低さ、他人を承認する目の不必要なまでの厳しさ、幸福感の低さ。相手にダメ出しする感情はヘイトになって、ヘイトは相手に向かうものでありながら自分を侵食してしまうもの。反対に寛容さを持って受容することは、ラブの基盤。
私が日本に必要だと思うのは、不寛容さに対する不寛容さ。(寛容さを希求する自分は不寛容さに対して不寛容だから、ソレどうしよう?と思っていたら、「寛容のパラドックス」というコンセプトがあるらしい。)目的を持たない、もしくは目的を誤った厳密さや不寛容さは、人と自分の幸福を阻害するものだと思う。
よかったら、「寛容のパラドックス」を行動に移すこと、一緒に実践してください。